ハット型鋼矢板、H型鋼、仮設鋼材等、重量鋼材加工の代々木オール株式会社

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鋼材加工

過去の工事例・実績 [ 一覧へ ]

東京国際空港(羽田空港)

平成22年に完成予定の羽田空港4本目の滑走路桟橋部が平成20年11月12日に報道関係者に公開されました。当社はこの桟橋部ジャケット(橋脚土台)の連結材並びに交通船桟橋の加工・運搬を請け負っています。
ジャケットは1基1,600トン、桟橋全体で198基を使いますが、すでに80基のジャケットの据付が完了しています。
新滑走路は多摩川河口に近く、水流に影響を与えないように全長約3,000mのうち約3分の1が国内初の桟橋構造となっており、耐性・耐震性の確保や防食処理などに最先端の工法を採用しています。世界でもまれに見る桟橋構造の新滑走路は、海上で輝く姿が美しいと評判です。
工事は完成まで残り60%となりますが、当社も引き続きその一部を担うものとして正確な作業を進めて参ります。

羽田空港 D滑走路(新滑走路)桟橋部ジャケット結合材加工
1.荷受作業

亜鉛粉末を多く含んだジンクリッチ塗装(海上で使用する材料の為、錆びにくくする為の塗装)が施されています。 塗装面を傷つけたり、剥がす事の無い様慎重に荷受作業を行います。 もちろん養生等万全の体制を日々整えています。

2.切断開先加工
  • ・ 計測及び罫書き(加工する為の下書き)
    結合材の加工内容は全て違う為、綿密な打ち合わせの後、図面通りに寸法を計測し罫書きをします。
  • ・ 加工
    罫書き(下書き)の通り、切断を行います。
    次に開先加工を行います。開先加工とは、結合材とジャケットを繋ぎ合わせる為 切断面を斜めに切り落とす加工です。
3.検品

切断開先加工部分に保護テープを巻いて完成です。
細かい所をチェックし、いよいよ出荷です。

4.納品

荷受時同様、慎重に完成品をトラックに積み込みます。
結合材は、高さがある為低床トラックで納品します。
もちろん車輌の手配も当社で行います。

羽田空港 D滑走路(新滑走路)桟橋部ジャケット 据え付け状況

写真の赤印部を繋ぐのが、今回当社で加工している結合材です。
この上を飛行機が通るなんて、想像つきませんね。


ジャケットの下側部分
羽田空港 D滑走路(新滑走路)桟橋部ジャケット 交通船桟橋加工

施工中のジャケットまで、作業員は交通船で行き来しております。
この船を着けるための桟橋の製作をしました。
ジャケットと比べてみると、かなり小さく見えますが、全長は7.5mあります。

全長7.5m 幅1.4m 高さ3.0mのユニットを2基作成しました。
1基は溶融亜鉛メッキで仕上げて、上部写真の位置に取り付けました。
この桟橋に船を係留して、作業員はジャケットへ上がり作業します。

完成した桟橋をトラックへ積込みメッキ仕上げをして納品しました。

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